家づくりの大事な日

「上棟」ってご存知ですよね

木造建築で柱や梁を組み立てた後、

屋根の最も高い位置にある「棟木」を取り付ける作業の事

また、そのイベントの事を

「棟上げ」と言ったり、「上棟式」と言ったりしますよね

 

私の小さい頃の記憶では、

まだ骨組みだけの家に、みんなが集まって

お酒を飲んだり、ごちそうを食べたり、

田舎の方では、高い所から「餅まき」をやったりと

にぎやかで楽しいイメージが残っています

 

もちろん令和の現在でも、「上棟式」は執り行われます

地鎮祭と違って、

「上棟式」を取り仕切るのは、現場監督なんだそうです

そうそうこれこれ

天井裏で遭遇すると、ドキッとするやつ(笑)

下で見るとキレイなんですけどねぇ

 

滞りなく式は進んでいきます

が、

 

最近の家、

特に今回のような、プレハブ工法の場合は

材木を組み合わせていくのではなく、

工場で造ったものを、現場で組み立てていく工法ですので、

「棟」だけを上げるという作業がありません

なので、

上棟式当日は、このような状態

 

もうほとんど出来上がっているかのような見た目ですが、

室内は、

まだまだこんな状態です

もちろん、階段もまだありませんが、

この状態が、棟上げの状態となるわけです

 

その一角に、古びた欄間が2枚

この欄間は、以前の家を取り壊す際に外されたもの

次の新しい家の和室に、再利用されるとの事です

思い出のある品を、新しい家の一部として利用してくれるって、

めっちゃうれしいですよね

 

外からの見た目は、完成しているようですが、

職人さんたちは、ここからがスタートです

まだまだやる事は山ほどあります

 

まず手始めに

お風呂の組み立て

新築の現場で、お風呂の組み立てって、

結構最初の段階なんです

 

この後キッチン、トイレ、洗面台などなど

設備商品がどんどん入っていきます

ますます家らしくなっていくでしょう

 

上棟式が終わったら、みんなアクセル全開

完工は12月末

それまでは、

気を抜く事なく、精一杯させて頂きます

 

今日(9月30日)も「上棟式」に参加してきます

こちらも新しい家を、今か今かと待ち望んでらっしゃいます