蛍光灯ラスト728日

お休みの日、緊急LINEが入りました

「明日の朝一番に、電球を替えに来てほしい」と

幸い、木曜日の朝イチ空いている者がいましたので、

ご指定通りの時間にお伺いさせて頂きました

 

なぜそんなに朝イチにこだわるのか?

それは、病院だから

待合室や診察室にある照明器具の球が切れているんだそう

病院でよく見るでしょ

病院だけじゃなくても、

事務所や店舗などでもよく採用されています

今はスイッチを切っている状態です

 

スイッチON!

分かりますか?

よーく見ると、左半分が点灯していないのが分かりますか?

カバーされているので、分かりにくいですかね?

 

カバーを外してみましょう

蛍光灯を取り外した状態ですが、

こういう事です

さすがに半分の点灯では暗いですよね

 

そういう器具が、あと3台

こちらのお客さまは、今までもそうでしたが、

今回我々にご依頼下さいました

これってナイス選択なんです

 

なぜかって?

我々は照明器具のプロだからです

 

蛍光灯の種類って、何種類あるか知っていますか?

一般的に、日本で流通している蛍光灯の種類としては、

直管形、丸形、コンパクト形、小型/特殊形の4種類の形状

それぞれにワット数違いや、色違いがあるので・・・

詳しくは知りませんが、いっぱいあります(笑)

今回の器具に付いていた蛍光灯はこれ

FPR96EXDA

こんなに長いんですよ(全長86cm)

私も長年でんき屋やってますが、初めて見ました

 

だから、間違えて買っちゃう方が多いんです

同じように見える蛍光灯でも、使用できなかったり

ご自分で買ってこられたものに関しては、

当店としてはどうしようもありません

他の部屋などで、使う場所があればいいですけど、

無ければ予備で置いておいてもゴミになるだけなんです

 

蛍光灯、電球の取り替えは、

ぜひ、照明器具のプロにお任せくださいね

 

そしてご存知のように、蛍光灯の生産終了まで2年を切りました

なので、

でんき屋としては、

その事を伝え、LEDへの切り替えを推進せねばなりません

当然今回もおススメはしました

しかし、

一般家庭の照明器具とは違い、

このような特殊な照明器具って、なかなかいいお値段するんですよね

例えば今回の器具と同様の大きさ、明るさのLED器具といえば

▢900mmの埋め込み型の器具

定価で205,900円(税別)

病院中の器具を一度に替えるとなると・・・

今回は壊れていた1台は取り替え、

その他は蛍光灯の取り替えでご対応

 

だからお客さまには、いつも言ってます

一度に全部を取り替えるのはたいへんなので、

器具が壊れたものから、蛍光灯が切れたものから順番に

 

もちろん全部替えたいというお客さまもいらっしゃいますから、

その方を止めるつもりはありません(笑)

 

しかし、あと2年は蛍光灯が生産されるわけですから、

最後の蛍光灯を楽しむのも、乙なものかもしれませんよ