お客さま宅に鹿がいたらビックリしますよね
奈良だからビックリしないって?
先日からのニュースで、
奈良公園の鹿は、独自の遺伝子型を保っていて、
その辺の鹿とはちょっと違うって報道されていましたよね
確かに、
奈良公園の鹿は、いつ行っても人懐っこくってかわいいんですよね
今回の発表はそういう事なんですよね
でもそれは奈良公園に限った事で
少し離れた山の中に行くともうダメ
野性味あふれ、周りを警戒しまくる動物になります
もうそこに「神様の使い」の姿はありません
それがいきなり目の前に現れたら?
剥製ですが、ホンマにビックリしましたよ
角が立派な牡鹿です
おそらく神様の使いではないんでしょう
だってここにこうやっているんですから
その昔、奈良の鹿を殺めてしまったら、
その人は死罪になったらしいですからね
この鹿が、たとえ神様の使いではなかったとしても
今はここで神様にお仕えしています
え?どういうこと?
この鹿が保管されているのは
橿原市にある「畝火山口神社」
始まりはかなり古いみたいですが、
詳しいことは分かりません
しかしこの神社の長~い歴史の中で
最近の30年ほどは、当店とお付き合いがあります
要するに、当店のお客様なのです
神社がお客さまというよりは、
こちらの神職さん(神主さん)がお客様なのです
ご自宅もお伺いしますが、神社もという事です
で、今回は社務所の一部の改修工事の打ち合わせでした
仕事の話の流れで、
となりにある「参集館」にも
そこに先ほどの鹿がいたんです
その他にも、
鹿とは関係ないですが
こんなイスが保管されていました
何やら前に説明書きが
「御料(貴賓)車用椅子」と書かれています
要するに、天皇陛下が電車で使われるイスです
これは実際に、
昭和天皇が近鉄特急にお乗りになった時に使用されたものだそうです
なぜここにあるのかは分かりませんが・・・
神様の使いである鹿のニュースから始まり、
神社に仕える鹿に会い
天皇陛下のイスにも座った今日は
いろいろな事で神様つながりでした
そして極めつけは、
南南東に向かって、恵方巻きを食べながらお願い事を
ふと、
自宅から南南東を向くと
ちょうど「畝火山口神社」を向いていました
な~んかご縁を感じました