京都あるき(紅葉はもう少し)

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ちょっと用事で京都へ

さっと済ませて京都あるきへ

初めて降り立ちました「京阪出町柳駅」

そこから歩くこと数分

鯖街道口

ここは鯖街道の終点

そして今日の京都あるきの起点

 

今日目指したのは

京都市上京区にある蘆山寺(ろざんじ)

京都御所の東側に位置しています

 

何でここに来たのかというと

ウチの奥さんが、高校の修学旅行で来たことがあり、

もう一回行ってみたいという事と、

実はここのお寺、かの紫式部のお宅だった所なんです

ね、今もいらっしゃるでしょ

私はそこにも興味があったので、一度訪れてみたかったんです

 

こちらのお寺はお庭も有名らしく、

数組の参拝の方がいらっしゃっていましたが、

少し早かったようでした

 

そういえば今回も「紫式部」さんにお会いしました

今回も、というのも

先日のバスツアーで石山寺に行った時も「紫式部」さんにお会いしました

自分も楽しいバスツアー

意識しているわけではないんですが、

なぜか「紫式部」に縁がありますね

そういえば、2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」は、

平安時代を舞台に、紫式部の生涯を描いたお話だそうですね

ますます興味が湧いてきました

こちらにお住まいだったという事は、

当然、あの「源氏物語」もこちらで書かれたという事

宮中でのお話ですので、

御所の近くにお住まいがあるのは納得です

 

そしてここまで来たからには、

もう1カ所行ってみたかった所がありました

 

でもその前に腹ごしらえ

蘆山寺のすぐ近くにあった「饂飩店 よこやま」さんに

30分ほど行列に並び、

鱧天うどん(温)を

うどんもおいしいですが、天ぷらが絶品!

鱧・舞茸・茄子などの天ぷらの中、

一番おいしかったのは「柿の天ぷら」、珍しいでしょ

食べたことありますか?私は生まれて初めてでした

一瞬カボチャかな?と思うくらい、ホクホクしていてほんのり甘い

大変美味しゅうございました

 

そしてもう1カ所行ってみたかった所というのは

ここです「猿が辻」

え、何かある?と思われましたか?

ここは、京都御所の北東の角

北東の角といえば「鬼門」

現在でも気を付けるべき鬼門ですが、当時は今以上に警戒していたようです

その名残がこれ

分かりますか?

もう少し近寄ってみましょう

角が出っ張らないように、凹ませてあるんですね

悪い鬼が御所の中に入ってこないようにというまじないです

工事する者からすれば、これだけでもかなりの手間ですよね

でもそれ以上に御所を守りたいという気持ちが伝わってきます

 

見たかったのはこれだけなんですが

長年思い続けてきたことが叶いました

 

結局この日の京都あるきはここで終了

それでも歩数は17000歩

お休みの日に、こうやって疲れるのは気持ちいいですね

 

年末までにもう一度くらい