その時は突然やって来ました
ちょっと鹿児島へ行く用事がありまして
朝早い到着の便を選んだので、
予定の時間まではまだまだある
鹿児島空港からはそんなに遠くないのもリサーチ済み
20年ほど前に、一度訪れた事はあるんですが、
ここ数年前から勉強している「古事記」の影響で、
もう一度行ってみたかった所
さあ、どこでしょう
「やっぱり神社か」って言わないでね
立派な神社でしょ
鹿児島にあって、古事記にまつわる神社といえば・・・
そう、もうお分かりですよね
霧島神宮でした
せっかくここまで来たんだし、
来てよかった
朝早くの神社は、清々しくて気持ちいい
さあ、いい気分のままお仕事へ
車で鹿児島市内へ
行こうと思った時に、
目に飛び込んできました
「高千穂峰(たかちほのみね)」
え?
こんな近くにあるの?
これは行かない訳にはいきません
それこそ、せっかくここまで来たんだし
高千穂と聞いて、
多くの方は
この風景を思い浮かべるのではないでしょうか?
こちらは宮崎県の高千穂峡
今回行ったのは高千穂峰
その名の通り「山」なんですが、
古事記好きには、チョー有名過ぎる場所なんです
話すと長くなるので、簡単に説明すると
天から神様が降り立ったところなんです
あまりにも端折りすぎましたが、そういう事なんです
その事を「天孫降臨」と言います
ここが、天(アマテラス)孫(アマテラスの孫 ニニギ)が降りてきた場所なんです
ニニギが初めて見た地上です
古事記ファンの聖地です
ここにも鳥居がありました
何やら穴ぼこがいっぱい空いて、かなり風化しています
しかも鳥居がある周辺は
何かあったような形跡が
しかも草1本も生えていない灰色一色
実はこの場所
1000年ほど前に、霧島神宮があった場所なんです
火山の噴火の影響などで、現在の場所に移されたのだとか
朽ちた鳥居も、灰色一色も納得
ここでもう一度復習、現在の霧島神宮へ
霧島神宮の御祭神は「天孫ニニギノミコト」
なぜ霧島神宮でお祀りされているのか納得できました
そしてこの「天孫ニニギノミコト」のひ孫こそ
橿原神宮の御祭神「神武天皇」なんです
繋がりましたね
大好きな「古事記ツアー」はまだまだつづく