年数が経ったことで、
補修部品の生産が打ち切られ、
修理ができなくなって、
買い替えて頂くという事は、
我々の業界では日常茶飯事です
家電でも設備商品でも同様ですが、
補修部品の保有年数が、年々短くなってきています
「この部品はあるけど、あの部品がない」など
一部の部品のみで修理に踏み切るのかという決断が、
我々にもお客さまにも迫られます
年数の経っている家電などは、
たとえ部品が残っていたとしても、
買い替えた方が、お客さまには良い事もあります
今回の場合は、メインの部品が欠品していたために、
取り替える事になりました
それは
キッチンの「電動昇降乾燥機」
下のスイッチで、食器を入れる棚が下がってきます
食器をセットして、もう一度スイッチを操作すると上がっていき収納
そして、乾燥(収納)モードに入ります
上の写真は、乾燥(収納)モードの状態です
今回はこちらの取り替え工事
下がりはするんですが、
上がるのがなかなか素直じゃなくなったんです
という事で、解体開始
全面の化粧カバーを取り外し、食器棚も取り外し
こんなベルトで、昇降させているんですね
この機械だけでも結構重いので、
ここまでバラバラにしてしまいました
吊戸棚でも、箱の組み合わせなので
こうやって悪い所だけを取り替え可能なんですよ
そして、新しい箱がやって来ました
同じサイズなので、すんなり入ります
微調整をして固定
流し元を照らす照明器具も忘れずに
下から見るとこんな感じ
これであとは、扉を付けたら完成
って・・・
前と何か違うと思いませんか?
さっき付いていたのは、「電動昇降乾燥機」でしたよね
今回は、お客さまのご希望により、普通の収納にしました
もちろん電動昇降乾燥機にもできたんですが、
こちらには、ビルトイン食器洗い乾燥機もありますし、
以前の設置当時に比べて、
生活スタイルも変わってきたという事で、
収納を選ばれました
あと、違う点といえば、
こういった入れ替えの場合あるあるなんですが、
絶対に色が合わないんです
なので、近い色を選ばれるかもいらっしゃれば、
全く違う色にされる方もいらっしゃいます
どちらも正解ですよね
細かい点で言えば、
取っ手も形が違う(形も、縦横も)けど、
それはそれでありかな?
キッチンなどは、家電と違って、
簡単に入れ替えできるものではありませんから、
こうやって補修?リフォーム?できればいいですよね
こういう時に、「パナソニックで良かったぁ」って思います
他メーカーなら・・・