あの壁がここに

今日は、もうすぐ引っ越されるというお宅への納品でした

2日前に急遽ご注文を頂き、

慌てて商品を揃えましたので、現調する時間もありませんでしたが、

設置場所については、現場監督が完璧に採寸

もちろん、設置場所へ行くまでの搬入経路までも調査済みという、

めっちゃ安心できる現場でした

 

でもやっぱり現場を見るまでは、どこか不安

玄関を入ると、

廊下が少し狭い?

今どきの家なのに?

って思っていたら、古民家をリフォームしたのだそう

外から見ると、全くの新築に見えるくらいのフルリノベ―ションだそうです

 

心配していたのも束の間で、

廊下からリビングに入ってビックリ

入ってすぐに、こんなおしゃれなキッチン

その奥には、大きく広がるリビング

こちらのLDK全てで、40畳(約66㎡)あるらしいです

こんな広いリビング見た事ない

 

せっかくやし、こんな機会もあまりないし、

急遽お宅訪問に変更

 

一番気になったのは、

テレビが掛けられている壁です

正面から見ていると、

「変わったクロスだなぁ」って思っていたんですが、

近づいて見てビックリ

壁面に凹凸がある!

横から見ると分かりやすいですよね

本物の岩のよう

実際に触ってみても、岩だと言われれば「岩」です

 

これは、造形モルタルというものです

モルタルといえば、セメント+砂+水ですが、

そこに、特殊な樹脂や繊維を混ぜると粘度が増し、

様々が形を作ることが出来る建築材料の事です

 

分かりやすく言えば、

ディズニーランドやUSJなどの岩や木は、

この造形モルタルで作られている事が多いですね

今回のお宅も、まさにディズニーランドの壁です

今みなさんが想像している「アレ」です

 

それが一般のお宅にあるのは、初めて見ました

柱も匠の手にかかると、本物のディズニーランドの木の看板のように

それもそのはず、こちらのお宅を手掛けた匠は、

実際ディズニーランドも手掛けた方だそうです

 

また同じリビングに、寸足らずの扉が付けられたクローゼットが

これは決して、材料を間違えたわけではありません

なぜこのようになっているのか?

私も正解を教えてもらって、目から鱗でした

なんだと思いますか?

ヒントは、クローゼットの中

左下にコンセントがありますよね

 

もう分かりましたか?

正解は、ロボット掃除機のおうちでした

でんき屋として、ピンっとこなかったのは、

数年前に、

パナソニックのロボット掃除機(ルーロ)の発売が終了していたから

という事にしておいて下さい(ルンバは健在です)

 

まだまだ見所はいっぱいでしたが、

これだけで終わってしまいそうでしたので(笑)

お宅訪問からお仕事へ

キッチンと良く色があっています

一番大きいビストロも小さく見えます

 

そして洗濯機は、

廊下のずう~っと先の方、見えますか?

玄関入って、こんなに引っ張っていったのは初めてかも

これで納品完了

当店にご依頼頂きありがとうございました

 

しかし私的に、メインはお宅訪問でした

リフォーム工事を手掛けている我々にとって

めっちゃ勉強になる現場でした

「こうしたいな」っていうのが、全て形にされています

という事は・・・

 

そういう事ですwww