最近特に良く聞くSDGs(エスディージーズ)
もう皆さんご存知ですよね
日本語にすると、「持続可能な開発目標」
当店では、
お客様に何か買って頂いた時に排出される
「もう要らなくなったもの」を有償または無償で引き取り
適正に処分しています
一番大きなものとしては、家電リサイクル品に相当する
「テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機・衣類乾燥機」は有償で、
リサイクル引き取り場所へ持って行っています
そして家電製品って、だいたいがダンボールの箱に入っている場合が多いですよね
お客さんには一応「箱って要ります?」って聞くんですが
99%の確率で「ほかしといて(捨てといて)」って言われます
そりゃあ、あんな大きなダンボールって使い道ないですもんね
そういうダンボールはすべて持ち帰り、リサイクル業者さんに引き取ってもらってます
以前のブログにも書いたように、毎週土曜日に欠かさず取りに来てくれます
そして今回の話
家電製品をダンボール箱から出したら、あとは何が残りますか?
そう
発泡スチロールです
緩衝材や保護材としては、軽くて加工しやすくて便利なものなんですが、
これを処分しようとすると、
なかなか大変なんです
細かく割って、燃えるごみで出せるんですが、
何せ、量がハンパない
そこで当店では、
10年以上前から「エコメルツ」というものを使っています
これがエコメルツ
ドラム缶に入った謎の液体
この液体に、発泡スチロールを入れると
なんと!「シュワシュワ~」っと溶けて無くなってしまうんです
1本のドラム缶に80Lの液体が入って送られてきます
ここに日々排出される発泡スチロールを入れて行くんです
量にもよりますが、半年から1年で飽和状態になり溶けなくなってきます
そうなったら交換してもらうんです
今日がその日
毎回名古屋から名阪国道を走ってやって来てくれます
なんぼ発泡スチロールでも、さすがに半年分はめっちゃ重い
慣れた手つきで新しいエコメルツと交換完了
いつもの場所に収まりました
これでまた心おきなく発泡スチロールを投げ入れる事が出来ます(笑)
実際このエコメルツに発泡スチロールを溶かすと、
ゲル状のドロドロしたものになります
それをまた、ペットボトルの原料にしたり、
服になったり(繊維でしょうか)するらしいです
最初に書いたように、これはSDG sというよりも、
ただ単に、発泡スチロールのリサイクルです
しかし回りまわって、「地球のため環境のためになっている」
と信じてやっています