お風呂と畳は新しい方が

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今年もあと1週間で終わります

そんな中、今年最後のお風呂リフォームが完成しました

浴室はこんな感じのタイル貼り

もう見ているだけで、足元から冷えてきそうですよね

電球一つだけが灯っていて薄暗く

壁には黒いカビもチラホラと

洗面所兼脱衣場には、洗濯機が無造作に置かれています

洗濯機のホースは、浴室へ伸ばさないと排水出来ない状態

昔はこのような光景はよくありましたよね

 

それもこれも今回のリフォームですべて解決

浴室は少し狭くはなりましたが、明るく暖かくなりました

洗面所兼脱衣場は、奥様愛用の二槽式洗濯機を置ける大きさの洗濯機用防水パンを設置し、

浴室の扉を開けなくても排水できるように、

またクロスも張り替え、明るい空間となりました

めでたしめでたし

 

で終わってしまえば普通のリフォーム

ネクストYAGIのリフォームはここからが違う!

っていうか、ここからがメインイベント!

お客さんから追加でお仕事を頼まれていたんです

 

それは

畳の入れ替え

普段一番多く過ごす居間の畳

今回は表替えではなく、新調する事に

 

よって、古い畳を上げて、畳職人による採寸の儀式

6畳の部屋の畳でも、6枚全てが微妙に寸法が違うらしいんです

 

3日後出来上がってきました

全部同じに見えますが、すべて収まる場所が決まっているのだそうです

見た事もない道具を使って、床の微妙な歪みに合わせる作業

数分後

見て下さい

このきれいな畳

 

そして何よりも、この藺草(いぐさ)の香り

においをお届けできないのが残念です

 

それもそのはず、

今回は国産の藺草を、しかも熊本産の高級藺草を使用しました

知ってました?

熊本産の畳表にはこういったタグが編み込まれているんですよ

藺草を編むときに一緒に編み込まれるので、

後から差し込むことは出来ないんだそうです

ホンモノの証

しかも裏には

生産者さんのお名前も

自信があるからこそなんでしょうね

自分の仕事に誇りをもってらっしゃる事に感動しました

そして、でんき屋の我々が、こういった伝統産業の一端に携われたことをうれしく思います。