最近はオンライン会議が増え、
遠くの方とも手軽に会えるようになりました
距離を全く感じなくなりましたよね
「距離を感じない」といえば、
今回のお話なんですが、
当店のお客さま(橿原市)のために、お嬢様(東京)からのご依頼
「ガレージから玄関までの通路が、凸凹していて危ないので何とかして欲しい」
あわせて「その通路にセンサーライトを取り付けて欲しい」
との事
その通路とは
お手製の階段があったり、石ころが転がっていたりと、
もし夜にここ歩くとしたら、なかなかの集中力が必要
まずはそんな危険な通路をきれいにならして
土間(コンクリート)にすると水が染みこまないので、
その前に排水処理もしっかりと施し
その間に少しの電気工事を済ませると
あとはコンクリートを流して
あらキレイ
既存の植栽は傷めないように
あとは乾くのを待つだけ
なんですが、
この状態で、最後の一番大事な作業が残っています
それは
お掃除じゃないですよ
きれいにならしたコンクリートが、固まりかけたところで
こうやってほうきで掃くのではなく
表面に傷をつけるようになぞっていくんです
これは何をしているのかというと、
わざとこうやって、ほうきの跡を付けて
乾いた時にザラザラになるようにしているんです
ザラザラ=滑らない
きれいにツルツルにする場合もありますが、
今回は通路として利用する目的ですので、
濡れても滑らないように、この工法を用いました
これを「刷毛引き(はけびき)」と言います
数日後完璧に乾燥しました
これらすべて東京(お嬢様)からLINEで指示を受けました
最初の見積もりを送るのもLINEで
途中経過の写真もLINEでやり取りしました
このやりとりに、まったく距離を感じませんでした
むしろ、使い慣れたLINEで会話すると、
あった事のない方でも、なんか親しみを感じてしまいます
たぶんいつか実際にお会いしても、
初めてじゃない感じがするんでしょうね
あ、センサーライトの取り付けも無事完了しております
いつものことながら、
自分の仕事は、写真撮るの忘れがち(笑)