涼しい顔して

 | 

なんてことない洗面台の入れ替え工事

お客さまも「古いのを外して、新しいのを置くだけやろ」って

そう言ってしまえばそうなんですけど・・・

何せ古い洗面台のために

今のものとは少し勝手が違うんですね

まずはミラーキャビネットを取り外し

ボウルには痛々しい割れが数か所

これが原因で、水漏れしていた様子

思っていたほど床にダメージがなく、ホッとひと安心

 

と思っていたのもつかの間

壁の立ちが悪い

立ち(たち)とは、真っすぐ垂直に立っている様子

極端に言えば、少し傾いているんです

これは珍しい事ではなく、年数の経ったお宅ではよく見られる事

 

その他には、壁のベニヤ板の接着剤が古くなり、ボロボロになっていたり

水栓を取り替えたいのに、なかなか硬くて回りにくかったりと

いろいろなことがあって、

決して外して置くだけではないんです

 

ボロボロの壁は、新しいコンパネを張り

古い水栓は、ピカピカの新しいものに取り替えたりと

それをいかに

外して置くだけのような仕事をするか

いかに涼しい顔をして、お客さまに引き渡すか

それが腕の見せ所なんですよね

途中結構悩んだところもありましたけど・・・

 

最終的にお客さまに喜んでもらえればそれでいいんです

苦労の甲斐あって、大変喜んで頂きました

 

あ、苦労って言うてしもてた(笑)