三人寄れば何でもできる

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今日は朝からドキドキ

というか、3日ほど前からドキドキ

初デート?

そんなわけないですよね(笑)

 

何をそんなにドキドキしていると思いますか?

その原因は、今日のエアコン工事にありました

このタンス

押入れの中にスッポリと鎮座しています

これが今回の悩みのタネ

分かりましたか?

押入れの鴨居よりも高身長なんです

「どうやって入れたんやろ?」

「入ったって事は出るよな?」

「タンスって分割されてるはずやけど、横に体が入るスペースもないし

どうやって上のを持ち上げながら、下を抜き出そう?」

「真っすぐも出ないし、傾けても出ない」

「最悪もし出せんかったら、エアコンの取り替えができへんやん!」

てな事を、ここ数日悩んでいた訳です

 

でもその日はやって来ました

あさイチお伺いすると、

もうすでに準備万端

暑い中、奥さま一人で引き出しを全て取り外してくれていました

もう後には引けません

 

ファイトー!いっぱーつ!

奥さまにもお手伝い頂き、何とか搬出できました

「三人寄れば文殊の知恵」

「三人寄ればアイアンマンの怪力」

もうこれで帰ろうかと思うくらいの達成感がありました

 

が、本番はこれから

古いエアコンの取り外しから

25年ほど前のエアコンですので、

今回取り付けるものより、容量が小さいのに

室外機も室内機もでっかいし重い

でもさっきのタンスに比べたら、慣れてる分気分が軽い

 

タンスさえ動いてしまえば、水を得た魚ですよ

室内担当の彼が押し入れの中で

配管の接続

タンスを出さないと、これが出来なかったんですよ

室外担当の私は、外の配管を

茶色いテープを使って、いかに目立たなくするか

いつもそんな事ばかり考えています

マニアックな話ですが、

ここが一番のこだわりであり、自慢でもあります(笑)

そして設置完了、からの真空引き

をしている間に、

 

またあの作業がぁ・・・

さっきの逆

タンスを元に戻さなくては

入れる時は出す時以上に頭を使います

あーでもない、こーでもないって

でも「三人寄れば・・・」ですよね

元通り、ピッタリ収まりました

引き出しも元通り

エアコンの冷えは申し分なし

こちらが恐縮するほど、お客さまには大変喜んで頂きました

 

まちのでんき屋さんは、

こういった現場でも決してあきらめません

どうすればいいか、

最善の方法を考えて、

たまにはお客さんの力も借りつつ、

きれいに丁寧に仕上げてまいります