仙人料理に舌鼓

湯婆婆が出てきそう

初めて訪れた洞川温泉でしたが、

洞川で忘れてはいけないのが、「ごろごろ水」

バイクを停めた駐車場から30分以上歩いて来たので

ちょうどのどが渇いている所に

ごろごろ水の工場があり、店頭で製造販売されていました

たまたま工場のおじさんに声を掛けられたので、買ってみました

「ただの水やろ」と思って飲んでみました

めちゃめちゃスッキリとしていて、スルスルと入っていく感じ

もう少し歩くとタダで採水できる場所があるんですけどね(駐車場代は必要)

こちらは何も加工していない生水なので、

直接飲めるらしいですが、心配な方は一度加熱された方がいいとか

 

そしてこの採水場のすぐ横にあったのが

「五代松鍾乳洞」

山仕事用のモノレールを改良したものに乗って

結構な斜面を登っていきます

写真ではお伝えできませんが、

背もたれに全体重が乗っかり、あおむけ状態で登っていきます

そして到着したその先には

洞内8℃の鍾乳洞

失礼ですが、ここまでとは思いませんでした

入り口も狭く、探検感満載

なんてヘルメットが似合うんでしょう(笑)

良いものを見せて貰いました

 

この日はスタートが遅かったので、

鍾乳洞から出てきて、もうすでに14時

おなかもピークは過ぎていましたが、

ここまで歩いてくる間に目星をつけておきました

「亀清」さん

行く時から良いにおいがして、帰りに絶対寄ろうと決めていました

やはりメインは川魚

おススメを聞くと「子もち鮎」

卵がパンパンに入っていて、焼き立ては特においしかったです

で、他にも何か頼もうかと思った時

店主のおじさんが

「これはサービスで」といって、お皿に盛られた料理を持ってきてくれました

これだけでも結構な量です

しかも全部おいしい

 

これだけ頂いて、鮎1匹で帰るのは申し訳ないので

横の水槽で泳いでいた「あまご」を注文

これをどうするのかというと

おじさんが手づかみで捕まえ、どこかに消えていきました

そして

帰ってきたおじさんの手には

まだ身が動いています

新鮮すぎて、身がかたく感じるほどコリコリ

大変おいしゅうございました

 

その後もあちこちから注文が入り、

仕込みに忙しくされていました

鮎に岩魚

化粧塩も忘れずに、いい仕事をされていました

全てワンオペで

 

気付きましたか?

これだけの事を一人でやってけるなんて、

並の人間では出来ませんよね

この人はもしかしたら仙人なのでは?

ひげとサングラスがないけど

この人があの有名な「亀仙人」?

なわけないか(笑)