聞こえているのに、聞こえていない?

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忘れてた音に、ちょっと感動

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今月初めに、補聴器を納品した時の模様をブログに書きました

その際に、スリッパの音に感動したという話を書いたのですが、

それと同じ事を、今日お伺いしました

 

今日のお客さまは、

1週間前から、補聴器を貸し出しさせていただいておりました

1週間の間、じっくりと試してもらうんです

そうすると、

今までのお客さまもそうですが、

結構しっかりとお試しされているようで、

様々なご意見が飛び出してきます

その一つが、「スリッパの音」なんです

 

「耳が悪い」といわれる方の多くは、

全く聞こえないのではなく、ある程度の音は聞こえているそうです

こちらが何かを話しても、

「何か言ってるな」という事は分かるんですが、

内容がハッキリとしないので、

聞こえないふりをしたり、トンチンカンな事を答えてしまうのだとか

 

それが分かるのが、このテスト

「言葉の聞き分け能力の測定」

こちらが「ア」といった時に、なんと聞こえるのか、

といった具合

こちらのお客さまは、

「キ」が「イ」、「ト」が「オ」など、

左耳で正解率は60%、

右耳にいたっては、正解率45%

 

という事は、

聞こえてきている音の約半分は、理解できていないという事

テレビの音も、聞こえないから大きくしているのではなくて、

内容が分からないから大きくしているんだ、

という事が、よくわかりました

 

「聞こえる事」と「聞き取れる事」は全くの別物なんですね

 

ハッキリと聞こえないのは、特に子音(k・s・t・n・h・m・y・r・w)

逆に母音(a・i・u・e・o)は良く聞こえているんです

なので、「ki」が「i」、「to」が「o」に聞こえるんです

 

すべての方が、この理由で聞こえにくいと感じているわけではありませんが、

多くの軽度難聴と呼ばれる方は、この傾向にあるように思います

なので今回、

補聴器には、この子音の聞こえを補うお手伝いをしてもらいます

お客さまに合わせた設定に合わせ

試聴していくんですが、

機種も様々です

こちらは、補聴器の先に取り付けて、

耳の穴に入れる柔らかいシリコン製の部品です。

主な役割は、

・補聴器を耳にフィットさせる

・音を耳の中へ届ける

・音漏れやハウリングを防ぐ

大きさや形の違うものが色々あります

人の耳の形はそれぞれですし、

また、

同じ方の右耳と左耳でも、全く違う事もあるのだとか

何度も合わせながら、

ようやくフィットするものが見つかりました

 

そして1週間後の今日、

結果をお聞きするために再度訪問

その際に、スリッパのお話をされたので、

「試してもらった甲斐があった」と感じました

 

その後、

ご購入されるか否かは、お客さまご自身にお任せします

お客さまが必要だと感じられた時には、

全力でサポートさせていただきます