この1本から始まります

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洗濯機の配達も、エアコンの取り付けも、

でんき屋のお仕事ですが、

電気工事もでんき屋のお仕事です

そしてそこにはいつも電気があります

 

何を言ってるんだコイツは!?

って思ってるでしょ(笑)

 

われわれでんき屋には

何も無い所に電気を引くというお仕事もあるんです

そんな魔法のようなことが出来るんですよ

って、そんな大げさな事ではないんですけど・・・

 

例えば

こんな周りに何もない田んぼに、電気を引きたいと思っても可能なんです

 

今回のご依頼は、

この田んぼにハウスを建てて、菊を育てるのだとか

菊といえば「電照菊」が有名ですよね

こんな感じで夜も明るくして、成長具合を調整する栽培方法ですよね

ちなみに写真に映っているのはイチゴですけど

写真はイメージです(笑)

 

まあこんな感じで、同じように照明が必要なので

すなわち電気が必要になってくるんですよね

 

そこでまず我々の仕事としては、

近くの電柱から、電力会社に電気を引っ張ってもらう事

その電気の引き込み口を、今日は作りに来ました

先ほどの写真にもチラッと写ってた、この赤い杭

ここに、となりに横たわっているポールを立てていきます

深さ1mほどの縦穴を掘り、そこに真っすぐ立てて、コンクリートで固めます

その間の写真は、あまりの寒さのため忘れてました(笑)

 

そして

こういうかんじで設置しました

上の板には、電気のメーターが付きます

下の箱には、これから建てられるハウスのためにブレーカーやコンセントなどが

あとは電力会社の引き込み工事を待つばかり

 

結局電気が無いと、何も始まらない?

早くここにも明かりを

 

こちらで栽培される菊は、今日立てたこの1本のポールから始まります